南デザインブログ

試作の南デザインです。

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メーカーズという流れ2

      2015/08/28

 

さて、前回の続きで、我々試作の会社がメーカーズの皆様を

どのようにサポートできるのか考えてみます。

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まず製品開発の段階ですが、たとえば樹脂の雑貨で考えると、ざっくりですが

マーケット、需要の選定、→企画、デザイン→設計開発→試作→金型、量産

の流れとなりますが実際の所、この中で一番重要なポイントはどこでしょうか?  

弊社では一番重要なポイントはマーケット、需要の選定と 企画、デザイン等の

上流工程と考えています。

 

理由としては、ここがぶれるとそもそも売れるかどうかも分からず、 博打のような

製品づくりに精をだし、作り上げた結果、まったく 売れないなんて泣くに泣けない

状況が現実に起こりうるから。  

また、設計要件も定まらず、いくつもの試作品を創り、戻り仕事の発生等により、

コストが跳ね上がることもよくあることです。  

 

つまり、上流での詰めが大事なはずなのに、現実は正反対、見切り発車してしまう

ことが多い・・・

これは大手の製造業でも同じことは起こるわけで、さらに小規模のメーカーズの

企業がどれだけ対応できるでしょうか。  

また、我々試作屋からすると、たくさん試作品を作成してくれた方が、嬉しい(笑)

ということもあり、あまり利益につながらない試作部品作成以外のことに頭を突っ込む

ことは 躊躇する傾向があるからですね。

なので上流工程でのお手伝いを実現できる試作屋はあまり多くないように思います。  

では上記を踏まえ、メーカーズの皆様が注意する点を4つ上げてみたいと思います。  

①上流工程でしっかりした煮詰めを行い、リスクを考え、スタートアップは小さく始める。

これは素晴らしい!と思った発想でもちょっとまって!冷静に行動しましょう。 いきなり、具体的な

ゴールに向けてすべてを投入すると、資金を含め息切れしてしまいます。  

②どんな工程を踏んで作成されるのか、最低限の勉強する。

最低限の知識・・・というかどんな作業が必要となるのかぐらい勉強しましょう。

そうしないとコスト試算できないでしょ!  

③コスト試算の段階で手持ち資金でできる限界を始めに把握する。

自己資金以外にパトロンや 投資頂けるものがないなら限界突破!は借金です。(それも資金ですけどね) 

④ 実作業で自分でできることは自分でやる。 外注すると高くなります。

自分で出来ることは自分で作業すると 結構コストダウンになりますし、勉強にもなります。      

 

 

あれ、試作屋が入る余地があまりない?

そうなんです。実は試作屋としての実作業は中間工程での作業の一つであり、

お手伝いできることは試作品作成とお見積りくらい・・・

んー、これではメーカーズの方との取引では事業になりません。

 

試作屋に問い合わせしてもなんだかパッとしない返事しかこない理由はここですね。

では南デザインではどうかというと、、、、ちょっと他社とは違うかもしれません。

弊社では上流の企画、デザインの段階から相談が可能です。 上流の詰めからお客様と一緒に

作業することにより、戻り仕事を極力減らし、コストを 下げる提案を行っています。

 

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また、具体的に量産までのお手伝いもできますし、試算も致します。 ただし! 正直、

夢を見がちな人には厳しい現実をお知らせすることもあります。  

 

特に、最低限の知識もなく、 『こんなの作りたいんだけど、でも予算100万でね♪』 なーんて人には

厳しいお話しをするかもしれません。  

ですので、メーカーズの方でこういうモノを作りたい!という方は、 上記4つを具体的でなくてもよいので

軽く想定してからでも遅くはないと思いますし、 現実を知ることは決してマイナスではありません。  

それにまえもって知識を蓄えて段取りをしておくことで、 話もスムーズに流れると思います。  

でもメーカーズの方の本気の想いは我々にも伝わってきますので、 できるならお手伝いしたい!

お互いメリットのある共存、共栄のお付き合いができれば 試作屋冥利に尽きますね。

 

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メーカーズの皆様、ご相談はいつでもどうぞ♪              

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